ダイノテストルーム運用レポート 2004,8月10日
SDS内ダイノテストルーム

  ダイノテストルームは将来SDSの購入をご検討されている方々で シャーシーダイナモを実際に扱ったことがない方にSDSシャーシーダイナモを体験していただくための設備です。 また、その他に自動車関連メディアの方々にもご利用いただいております。
  例えばエンジン性能に影響するアフターマーケットパーツの評価は インプレッションだけでは読者への説得力に欠けますが、SDSによる馬力計測によって数値で評価できることが可能となります。
  今回はレブスピード編集部の取材に使用された模様をご紹介します。
  今回の取材はレブスピードのレギュラーコーナー「パーけん」取材に協力しました。
  「パーけん」では毎号ユーザーの視点から選んだパーツを徹底的に調査して商品が謳う効果が本当にあるのか?をレポートしています。 様々なパーツの中でもエンジン性能に関わる商品はパワーチェックをしない限り検証することができません。
  レブスピード編集部は早くからシャーシーダイナモを用いたパワーチェックを取材していますが、 取材先の店舗が使用するシャーシーダイナモが変わるためデーターの一貫性が保てませんでした。 また、レギュラーコーナー「パーけん」に用いるシャーシーダイナモはより信頼性の高い設備を毎回継続的に使用する必要がありました。
  サクラダイノシステムはレブスピード編集部より協力の依頼を受けダイノテストルームの提供をすることになりました。
  ダイノテストルーム内は空調により安定した環境でテストが行えます。 また、SDSオペレーターが計測データーの見方・解析・比較など編集スタッフでは出来ない部分をサポートすることで取材内容の精度アップが可能です。
  ダイノテストルームは、FF・FR・2WD・4WD全ての車輌に対応できます。 国産から外車まで幅広いモデルを同一シャーシーダイナモで計測できるので他の取材にも対応できるデーターが蓄積可能です。
  今回はエンジンの点火系パーツの取材です。 パーツを交換してパワーチェックを行い性能差を検証しています。パワーアップを謳い文句とした商品が実際にどの程度効果があるのか? 読者にわかりやすく説明する必要があるようです。
  パーツを交換したり条件を変えたりしながらパワーチェックを行います。 パーツの効果が徐々に明らかになっていきます。
  モニターでパワーチェックグラフを見ながら、性能差を調べます。 SDSの熟練オペレーターが複数のグラフを重ねてみたり特定の回転数をクローズアップしてみたりしながら的確なアドバイスが行われます。 取材スタッフだけでは読み取れないエンジンの現象も取材できます。